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「過度な安静」ほど、健康を害するものはない 初期症状が治まったら、むしろ動き回るべし

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  • 岡田 正彦 新潟大学名誉教授、医学博士

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いつもなんとなく腰が痛い…というアナタ。寝てばかりいても治りません(写真:sh2 / PIXTA)

昔から、体調が悪いときには安静が大切と言われてきました。病気やケガをしている人には、「ちょっと休んだら」とか、「ムリしないで」とか、労わりの声をかけたくなるものです。

しかし、本当にその人のことを思うなら、「体を労わってはダメ!」と言ってあげたほうがいい場合もあります。たとえば、その人が「腰痛」を訴えているようなとき。というのも、「腰が痛い」という症状を自覚していても、体には何の異常もないことが多いからです。

「痛い」という記憶の信号がめぐっているだけかも

腰痛を訴える多数の患者に対しMRI検査を行い、原因を調べた研究がありますが、その結果によると、骨や靱帯、筋肉などに何らかの障害が認められたのは、全体のたった15%ほど。あとの85%の人には、何の障害も起きていなかったそうです。

さらに最近の研究からは、「痛い」という記憶の信号が頭の中をめぐっているだけ、というケースが多いこともわかってきました。

突然に生じた腰痛の多くは1週間ほどで自然に治るものですから、あわててないことです。病院へ行くと、レントゲンやMRIの検査のあと痛み止めを処方されますが、薬の副作用で体調を悪化させてしまう人も少なくありません。

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【意外と知らない、「ぎっくり腰」のリアル】

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