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「ヤバイ…やらかしました」が825万再生… 閉店寸前だった地方の総菜屋が「広告費ゼロ」「週3営業」でも大繁盛の秘密

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総菜の山
閉店寸前だった地方の総菜屋が、広告費ゼロ、週3営業でも大繁盛! その舞台裏に迫る(写真:筆者撮影)
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ヒライのお弁当は上げ底をしない。詰めて、詰めて、詰めすぎて蓋が閉まらなくなるほど詰める。総菜は力をギュッと込めてラップをする。客から「海苔弁当は、海苔が見えない海苔弁や」と言われることは1度や2度ではない。美味しいものを、できる限り多く。その一心がリピーターを生んでいる。

そして2025年1月、フードショップヒライはある決断をした。

週4から週3営業へ

「週3日営業を、いっぺんやってみよう」

フードショップヒライの朝は早い。毎朝4時半から仕込みを始め、営業中も第2弾を作り続ける。閉店後も仕込みは続き、夜の11時までかかることも。週4日営業とはいえ、残り1日は仕入れ、1日は仕込み。完全な休日は1日しかなかった。みかさんはヘルニアになり、佐栄子さんは帯状疱疹に。じわじわと体が悲鳴をあげていた。

「賭けでした」と、みかさんは言う。週3日の営業なんてやれるのか。売り上げは落ちないか。不安を抱えたまま踏み切った結果ーー。週全体の売り上げは、下がらなかった。

秘密は2つある。1つは総菜の量だ。週4営業のときは、1種類当たり平均15パックだったが、今は平均25パックに。人気商品を30パックに増やした。品数は変えず、完売する個数を増やす。

テーブルの底が見えない。高さは20センチほど積み重なる部分も(写真:筆者撮影)

もう一つは、スイーツだ。週4日営業の頃、フルーツサンドは水・金の2日間のみ週200個を販売していたが、週3日営業への切り替えに合わせ「3日間で50個ずつ」に変えた。週間の総数は50個減ったものの、ロールケーキとプリンを固定商品として加え、1〜2品は仕入れや季節に合わせてランダムに変える。ラインナップを充実させて売り上げを補った。

紅茶のロールケーキ(390円)。厚みは、3〜4センチほど。甘すぎないクリームがくせになる(写真:筆者撮影)

「あとは体力との相談ですね。3日間でギュッと詰め込んで作るから」と、スイーツ担当の彩乃さんは少し困り顔で、でもうれしそうに笑う。ロールケーキは生地もクリームも当日の朝6時から仕込む。シュークリームの日は前日にクリームを仕込み、当日に皮を焼く。

総菜もスイーツも「作れば作るほど売り上げが上がる」とわかっていても、やらない。無理をしない。それがヒライの流儀だ。

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