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「ヤバイ…やらかしました」が825万再生… 閉店寸前だった地方の総菜屋が「広告費ゼロ」「週3営業」でも大繁盛の秘密

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総菜の山
閉店寸前だった地方の総菜屋が、広告費ゼロ、週3営業でも大繁盛! その舞台裏に迫る(写真:筆者撮影)
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惜しみなく手放すのは、写真だけではない。取材日の前日、佐賀県のスーパーがヒライの投稿に似た動画をインスタグラムに公開していた。良平さんはそれを知りながら、カラッとした笑顔でこう言った。

「どんどんマネしてほしいですね! 研究は、マネすることから始まると思うので!」

現在、全国の自治体や観光協会からSNSセミナーの依頼を受け、富山、福島、岐阜、千葉、栃木など県外でも活動する。フードショップヒライの成功例と失敗例を携えて。

小学6年生から独学でホームページを作り、高校では母校のサイトをリニューアル。今もそのページは現役だ。専門学校では「同級生に教えることが多く、多田先生と呼ばれていた」と照れくさそうに笑う。独学の原点は、マネすることから始まっていた。

営業前の恒例投稿「ご来店お待ちしております」の撮影。取材日は、父と娘で手をクネクネさせて踊る演出(写真:筆者撮影)

「三重が純粋に盛り上がってほしい。故郷への恩返しみたいな感じですかね!」とニカッと笑う。その言葉に、損得勘定のにおいはない。

平均1時間半で売り切れる理由

「売り切らないと儲けが出ない仕組みにしている」。調理担当のみかさんは、そう言い切った。

値引きはしない。最初から「全部売り切れる量だけ」を作るのだ。9〜10種類の総菜を1種類につき25〜30パック。弁当は6種類ほどあり、トータル80個前後。旬の素材や安い食材を見つければその日のメニューを少し変え、調味料も最安値店を調べて回る。徹底した原価管理が、低価格を支えている。

売れる理由は、原価管理だけではない。みかさんには、生まれつきとも言えるこだわりがある。

「私ね、隙間恐怖症なんですよ。隙間があると気になって仕方がない(笑)」

調理担当のこだわりもインスタグラムで暴露(写真:フードショップヒライ インスタグラム)
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