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〈米・イランが電撃停戦合意〉イラン情勢をプロはどう見てきた?元傭兵が「目論見はすでに崩れているかも」と語る理由

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元傭兵が語る現代のイラン情勢と、戦争のリアル(写真:本人提供)
  • 村田 らむ ライター、漫画家、カメラマン、イラストレーター

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米国とイランの戦闘終結に向けた協議について、トランプ大統領は14日(日本時間15日午前)、合意が成立したと明らかにしました。正式な署名式典は19日にスイスで行われる予定で、世界中が注目しています。
そこで気になるのは、この戦闘はアメリカにとって、どんな成果を得たのかということ。ルポライター・漫画家の村田らむさんが、“元傭兵”として知られる軍事評論家・高部正樹さんに話を聞きました。(本取材は、合意成立の報道が出る前に行われたものです)

2026年2月末にアメリカ合衆国とイスラエルがイランに対して軍事攻撃を開始した。革命防衛隊によりホルムズ海峡が閉鎖されるなど、日本の経済もダメージを喰らい続けている。

ただ日本人にとって戦争は、正直縁遠い。多くの人にとって今回の戦争も、「どこか遠い場所で誰かと誰かが戦っている」という認識だと思う。

今回は“元傭兵”という異色の肩書を持つ高部正樹さんに、“現在の戦争のリアル”を伺った。

“元傭兵”から見たイラン情勢の泥沼

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高部正樹さんは1980年代後半から20年かけてアフガニスタン、ミャンマー、ボスニア・ヘルツェゴビナでフリーランスの兵隊として戦ってきた。

その経験を描いた『日本人傭兵の危険でおかしい戦場暮らし』の第4弾が今年の2月に発売された。

高部さんから見て、アメリカとイランの戦争はどう見えるのだろうか? 

そして我々がよく目にするフィクションの戦争と、実際の戦争はどのように違うのだろうか?

「正直、イラン情勢はわからない部分が多いんですが。アメリカの落とし所が見えないのが気になります。空爆やミサイル攻撃だけでは核施設や大量破壊兵器をすべて処分できるわけではありませんし、戦争に勝利できるわけでもありません。

もし最高指導者を暗殺して、民衆が立ち上がり、今の体制を倒して民主化勢力に主導権を移す、という目論見だったのなら、それはすでに崩れていると思います」

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