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シャオミが最新スマホを異例の前倒し投入、「ライカカメラ」を10万円前後で広げる戦略の真意

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Xiaomi 17TとXiaomi 17T Pro
Xiaomi 17TとXiaomi 17T Pro(写真:筆者撮影)
  • 山根 康宏 携帯電話研究家・ジャーナリスト

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シャオミは5月28日にグローバルで新製品「Xiaomi 17T」「Xiaomi 17T Pro」の2機種を発表した。

どちらも日本市場への投入がアナウンスされており、発売日は6月4日となる。夏商戦の入り口でもあるこのタイミングにハイエンド寄りの新機種をぶつけてきたことは、同社が日本市場での存在感を一段引き上げようとしている表れと見てよいだろう。その裏側には、アップルを強く意識した戦略的な意図もうかがえる。

新iPhoneを避けて販売時期前倒しか

シャオミ(Xiaomi)は日本でコスパに優れたスマートフォンやスマート家電を展開しているメーカーだ。

今回発表したスマートフォン、Xiaomi 17TとXiaomi 17T Pro(以下Xiaomi 17Tシリーズ)は、これまで毎年9月に発表されてきたシャオミの高性能スマートフォン「T」シリーズの最新機種である。

昨年は「Xiaomi 15T」シリーズ、その前年には「Xiaomi 14T」シリーズ、さらにさかのぼれば2023年の「Xiaomi 13T」シリーズと、秋のフラッグシップ枠を担う存在として展開されてきた。

9月発表というサイクルは、毎年アップルが新型iPhoneを披露する時期と重なる。これまでの「T」シリーズは、言い換えれば「iPhoneに真っ向からぶつけるAndroidハイエンド」という位置づけであった。

しかし、世間の注目がiPhoneの新機能やラインアップ変更に集中する中で、シャオミ側の「高性能」「カメラ重視」といった強みは、十分に伝わりきっていなかった面も否めない。

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