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シャオミが最新スマホを異例の前倒し投入、「ライカカメラ」を10万円前後で広げる戦略の真意

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Xiaomi 17TとXiaomi 17T Pro
Xiaomi 17TとXiaomi 17T Pro(写真:筆者撮影)
  • 山根 康宏 携帯電話研究家・ジャーナリスト
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ここで浮かび上がるのが、「アップルに先んじて同種の折りたたみスマートフォンを打ち出す」というシナリオである。

シャオミは毎年8月または9月にレイ・ジュンCEOによる年次講演会を開催しており、この場はスマートフォンに限らずEVやIoTデバイスを含む最新プロダクトのショーケースとして機能している。技術的な見どころを提示する舞台として、これ以上ないタイミングである。

2025年の講演会はオンラインで5000万回以上再生された(画像:シャオミ中国公式SNSより)

もしシャオミが今年、Foldシリーズの新モデルを用意しているなら、この8月に象徴的な発表を行い、9月に登場するであろう折りたたみiPhoneに対して事実上の先制攻撃を狙う、という読みも成り立つ。バータイプのXiaomi 17Tシリーズを春に前倒ししたのは、8月の大きな発表枠を空け、秋口の注目を折りたたみシリーズへ集中させるための布石と見ることもできるのだ。

2026年のシャオミの戦略とXiaomi 17Tシリーズ

もちろん現時点では、シャオミ自身から折りたたみ新機種のグローバル展開や日本投入に関する具体的なアナウンスは出ていない。

だが、Xiaomi 17Tシリーズの投入時期の変更、ライカカメラ搭載モデルのラインナップ拡充、そして折りたたみiPhone登場の観測を組み合わせて考えると、26年のシャオミは「ストレート型のTシリーズで裾野を広げつつ、折りたたみ機でプレミアム帯の主役を狙う」という構図を描いているように見える。

Xiaomi 17Tシリーズは、その前段階としてライカブランドと日本市場でのプレゼンスを着実に積み上げる役割を担った製品なのである。

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