とはいえ、悲観ばかりでもない。
前編で訪れた「秋葉原 肉寿司」は、静かなオフィス街のビルの中という決して良くはない立地にもかかわらず、20代の若者で満席の盛況だった。予約なしの客が断られるほどで、味や豪華さで勝負しているというより、ネット予約を軸にした集客と、わかりやすい食べ放題システムでしっかり客を集めていた。
生き残る勝ち筋はあるか
ブームが下火になった今もこうして客を入れられているのは、コンテンツの目新しさに頼りすぎないオペレーションを組めているからだろう。もしそれがGOSSOの得意とするところなのだとしたら、「肉寿司」というブランドは、派手な返り咲きとは違うかたちで、しぶとく生き残っていくのかもしれない。
馬肉の寿司から始まり、ブームの頂点を味わい、「地雷」と揶揄され、そして三たび運営者を変えた「肉寿司」。次にこのブランドの名を聞くのが、またM&Aのニュースでないことを願う。
