「金融と暮らし」を融合させる
――新たな中期経営計画が始動しました。どのような3年間にしていきますか。
りそなグループの「新しい形」をつくる3年間にしたいと思っている。いま金融は歴史的な転換点を迎え、大きく変わっている。金利が復活し、テクノロジーを含めた大きな変化が起きたことで、従来の稼ぐ力や稼ぎ方、それを支えてきた発想や仕組み、業務プロセス、IT基盤にミスマッチが生じている。これから訪れる新たな時代を見据えて、りそなグループも次のステージにシフトしていく。
お客様の金融行動が変わる中で、われわれが半歩でも一歩でも先にいなければ、選ばれ続けることはない。顧客体験を変え、常に新しい価値を提供していく。
その新しい形の1つが、「金融と暮らしの融合」だ。顧客ニーズに立脚し、われわれにはない知見を持つ異業種とも連携しながら、既存の金融の枠を超えた商品やサービスを届けていく。
――5月にはその第1弾としてさまざまな提携戦略を打ち出しました。銀行アプリをリニューアルする「りそなプラス」では、第一ライフグループのベネフィット・ワンが提供する優待サービスをアプリ内に組み込み、来年度にはJCBの「Jポイント」を活用してポイントサービスを刷新します。
りそなプラスは、まさに金融と暮らしの融合をお客様に提供するインフラだ。お客様の日常や未来を豊かに、楽しくし、「お得感」や「安心感」も実感していただける個人向けの戦略的インフラにしていく。外部の企業も含めた新しい商品、サービス、機能を展開する土台としての役割を持たせる。
そして生活口座や決済口座として利用してもらうことで、預金の獲得につなげていく。金融政策の正常化が進む中で、預金獲得の戦い方が大きく変わり、われわれが提供すべきものも変わり出している。自分たちがどんな「新しい価値」を提供していけるかを、常に考えていく。
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