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隊員募集強化でも「自衛隊24万人体制」はもう維持できない、隊員不足の真の原因は少子化、陸自は10万人削減すべき理由

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平成25年自衛隊記念日観閲式で更新する陸自隊員(写真)陸上自衛隊ホームページ。
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仕事も与えられないため、その暇から悪事をする。おそらくは賭博もやっていた。基地内では前世紀には、ほぼ根絶していたはずである。それを20年ほど前にはやっていた様子があった。

エロ画像の大量プリントアウトは実際に見た。イージス艦に関する情報漏洩があり、筆者が基地全体の検査で行かされたときに官用のネット回線で拾っただろう画像を見つけた。それを官用品のプリンターで印刷して保管したあたり「データで保存できるほどパソコンに詳しくない」水準を示している。ちなみに「秘密保持とは無関係」の偉い人指示で見て見ぬふりとなった。

高度成長の時代はもっと凄かったらしい。30年前には「あの頃は保護司と面会がある隊員がいた」との話を聞いた。もちろん、それでも自衛隊の仕事は大半は務まる。「さすが度胸は太かった」と変なところで褒めていた。そして「子供ができた途端に生まれ変わった」との話だ。

ただ、粗暴隊員の水準も今と違う。例えば1965年には1日に隊員3人が逮捕されている。九州は殺人、小田原はタクシー強盗、和歌山は制服姿での辻強盗だ。71年には自衛隊生徒、つまり少年自衛官が家屋に侵入したうえで4人を死傷させている。

当時の防衛庁は「民間よりも多くとはいえない」と逃げていた。新聞記者が隊員の犯罪率について質問したところ「殺人は年間4、5件程度。事務官や技官を含めた自衛隊員は26万人もいる。26万都市ならそれくらいは当たり前」と返した話だ。当然ながら殺人以外の犯罪もある。その数はもっと多い。

自衛隊はそのような隊員も抱えていたのである。しかも、最近まではバブル期の粗暴隊員は残っていた。ここ5年で定年となり片付いた形だ。

募集強化は、この問題の繰り返しともなる。多数の粗暴隊員を定年まで40年近く隊内に囲い込む。わざわざ管理した上で給料まで支払う。その厄介をもう一度背負い込む契機となるのである。

陸自隊員は現状から10万人減らせ

募集強化策にはまったくいいところはない。成功する見込みはなく、社会には悪影響を及ぼし、さらには自衛隊としても質的低下をともなう。しかも、そのために多額の経費を注ぎ込む無駄である。

では、どうすればよいのか。答えは、人員縮小である。人口に合わせて自衛隊の定員を減らすしかない。具体的には定数24万人、実数22万人を13万人まで減らすことである。

13万人なら今後の人口で支えられる。24万人体制、実数22万人が不足なく維持できたのは05年ころまでだ。16歳から65歳までの生産年齢人口が8500万人もいた時代である。その生産年齢人口は25年で7100万人となった。そして50年には5200万人と6割まで減る。それからすれば22万人の6割で13万人しか支えられない。

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【組織温存に注力する陸自】

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