東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

ホンダ「N-BOX」のオーナーは次に何を買うのか? 統計モデルから見えた5つの購入シナリオ

8分で読める
ホンダ「N-BOX」は軽自動車の王者とも呼ばれる人気車種(写真:本田技研工業)
ホンダ「N-BOX」は軽自動車の王者とも呼ばれる人気車種(写真:本田技研工業)
  • 三浦 太郎 インテージ 自動車アナリスト
2/5 PAGES
3/5 PAGES

しかし、ペルソナC(アウトドア家族)だけは真逆で、軽SHW以外を買う確率は70.6%。この人物像だけは、N-BOX、ひいては軽SHWから離れる可能性が高い。「レジャー用途×ボディタイプ重視×子ども同居中」の3条件が重なっているのがポイントだ。

3条件それぞれを考察すると、次のようになる。

(1)レジャー用途
家族で遠出する。高速道路も乗る。パワーや室内空間の広さ、快適性などの面で、軽自動車では物足りなさを感じやすい。

(2)ボディタイプ重視
次は「どんな形のクルマにするか」を能動的に考えている。この「ボディタイプ重視」の意味であるが、これは「今のクルマのボディタイプに固執する」のではなく、「次のクルマを選ぶとき、ボディタイプを前提条件にして考える人」である。

つまりこの人たちは、「次はミニバンがいい」「SUVがいい」といった形で、ボディタイプそのものを選択条件として前提条件に置いている。

(3)子どもが同居中
2列目の快適性、荷室の広さへの要求が高い。

一方、ペルソナA(子育て中の女性)は「軽自動車であること」が最重要基準なので、そもそもミニバンやSUVは選択肢にほとんど入ってこない。

予測結果2:ホンダを買い続けるか? 他社に流出するか

前述のモデル1の結果より、軽SHWを買い続けるのかそうでないのか、ペルソナごとにグラデーションがあることがわかった。

N-BOXを売るホンダとして気になるのは、N-BOXオーナーが仮に軽SHW以外を次は買うとなった際に、ホンダを買い続けてくれるのか、それとも他メーカーに流れるのかであろう。

そこでモデル2、「次もホンダ車を買う」vs「他社車を買う」を見てみよう。

 

まずペルソナE(自営業シニア)の「次もホンダ率」の高さに目が行くが、背景として考えられるのが、年齢によるブランド継続率の違いである。

4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象