しかし、ペルソナC(アウトドア家族)だけは真逆で、軽SHW以外を買う確率は70.6%。この人物像だけは、N-BOX、ひいては軽SHWから離れる可能性が高い。「レジャー用途×ボディタイプ重視×子ども同居中」の3条件が重なっているのがポイントだ。
3条件それぞれを考察すると、次のようになる。
(1)レジャー用途
家族で遠出する。高速道路も乗る。パワーや室内空間の広さ、快適性などの面で、軽自動車では物足りなさを感じやすい。
(2)ボディタイプ重視
次は「どんな形のクルマにするか」を能動的に考えている。この「ボディタイプ重視」の意味であるが、これは「今のクルマのボディタイプに固執する」のではなく、「次のクルマを選ぶとき、ボディタイプを前提条件にして考える人」である。
つまりこの人たちは、「次はミニバンがいい」「SUVがいい」といった形で、ボディタイプそのものを選択条件として前提条件に置いている。
(3)子どもが同居中
2列目の快適性、荷室の広さへの要求が高い。
一方、ペルソナA(子育て中の女性)は「軽自動車であること」が最重要基準なので、そもそもミニバンやSUVは選択肢にほとんど入ってこない。
予測結果2:ホンダを買い続けるか? 他社に流出するか
前述のモデル1の結果より、軽SHWを買い続けるのかそうでないのか、ペルソナごとにグラデーションがあることがわかった。
N-BOXを売るホンダとして気になるのは、N-BOXオーナーが仮に軽SHW以外を次は買うとなった際に、ホンダを買い続けてくれるのか、それとも他メーカーに流れるのかであろう。
そこでモデル2、「次もホンダ車を買う」vs「他社車を買う」を見てみよう。
まずペルソナE(自営業シニア)の「次もホンダ率」の高さに目が行くが、背景として考えられるのが、年齢によるブランド継続率の違いである。

