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ディーゼルを廃止、まずはマイルドハイブリッドから導入…3代目に進化したマツダ新型「CX-5」に見たプラス面とマイナス面

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2026年5月21日に発売したマツダの新型「CX-5」(撮影:三木 宏章)
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正面から見た新型CX-5(写真:三木 宏章)

初代CX-5では、導入当初、直列4気筒2.2Lターボディーゼルと、直列4気筒2.0Lガソリンを揃え、トランスミッションには6速ATを組み合わせ、駆動方式はFF(前輪駆動)と4WD(全輪駆動)の2本立て。

注目の2.2Lターボディーゼルは、尿素水であるアドブルーを活用したNOx還元触媒を用いず当時最も厳しかったポスト新長期規制をクリアし、トルクフルで燃費数値に優れていたことから大いに評価された。また、2代目CX-5の途中からは6速MTモデルもラインナップされファンを増やし、2代目の終売に至るまで高い人気を誇った。

そして3代目だ。これまでの主力であった2.2Lターボディーゼルはない。現状は、直列4気筒2.5Lにマイルドハイブリッドシステム(≑エンジン停止させた状態で電動モーターのみでは走行できないハイブリッドシステム)を組み合わせた1本のみで、駆動方式こそFF/4WDの選択ができるが6速MTはない。

導入を控えるストロングハイブリッド

新型CX-5のリアまわり(撮影:三木 宏章)

しかし「正しいものは1つとする理念」は3代目の新型CX-5にも受け継がれた。それが27年中に導入されるストロングハイブリッドモデル(≑エンジン停止させた状態で一定距離、電動モーターのみで走行可能なハイブリッドシステム)だ。搭載する内燃機関は直列4気筒2.5Lで「SKYACTIV-Z」を名乗る。

SKYACTIV-Zは前身であるSKYACTIV-X(直列4気筒2.0L/日本市場では19年12月にMAZDA3に搭載され販売開始)の正常進化版だ。圧縮着火を誘発するためにプラグの火花を補完的に使う「火花点火制御圧縮着火(SPCCI)を採用し、ガソリンとディーゼル、両エンジンの良いところを1つのエンジンで達成することを目標にする。

2.5L化された新しいSKYACTIV-Zでは、従来のSKYACTIV-Xと同じくSPCCI方式による圧縮着火燃焼技術をさらに進化させて、より薄い燃料での燃焼可能(≑燃費性能の向上)を目指す。同時に熱効率を高めるための遮熱技術も組み合わせる。

マツダはSKYACTIV-Zについて数字の類いを一切発表していないが、競合車の2.5Lハイブリッドモデルをベースに考えると、SKYACTIV-Zを組み合わせた新ハイブリッドシステムの燃費数値は、競合車である「ハリアー」や「フォレスター」を15~20%程度、上回ってくるのではないか。

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