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ライフ #長生きしたけりゃ、肝臓と腎臓を同時に整えなさい

「健康にいいはずなのに・・・・・・」→62歳男性が、逆に肝機能、腎機能を落としてしまった残念な"朝習慣"

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フルーツジュースのイメージ
「健康にいい」と信じて摂りすぎてしまいがちな、脂肪肝を招く食品とは?(写真:voyagerix/PIXTA)
  • 栗原 毅 栗原クリニック東京・日本橋院長
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それにしても、果物やフルーツジュースを多く摂取しているとこういったトラブルに見舞われるのはどうしてなのでしょう。

そもそも、脂肪肝を進ませる最大の原因は「糖質の摂りすぎ」です。普段から過剰に糖質を摂っていると、余分な糖質が次々に中性脂肪に変換されて体内にストックされていきます。そうした中性脂肪が肝臓の細胞内に日々蓄積していくことにより脂肪肝が形成されるわけです。

そして、果物に多く含まれる果糖は、さまざまな糖質がある中でももっとも脂肪肝に結びつきやすい「リスキーな糖」なのです。

果糖は吸収が速いうえ、小腸から肝臓へとダイレクトに運ばれていきます。言わばエネルギーとして使われないまま「直行便」で肝臓に入っていってしまい、肝臓に行き着くと余分な果糖が次から次に中性脂肪に変換されていくのです。

そのため、大量の果糖が一気に入ってきたりすると、脂肪肝まっしぐらとなってしまうわけです。実際、私の患者さんには、1週間シャインマスカットを食べ続けていたら、それだけでみるみる肝機能の数値が悪化して脂肪肝になってしまったという方もいらっしゃいます。

もちろんそれは、ミカンでもバナナでもリンゴでもイチゴでも変わりません。たまに少量を食べるくらいなら大きな問題はありませんが、「毎日食後のデザートにフルーツを欠かさない」「朝食にバナナを何本も食べている」「冬はこたつで相当な数のミカンを食べてしまう」といったように習慣的に摂るのはやめたほうがいいでしょう。

それと、「イチゴ狩り」「ブドウ狩り」などに行った際に、一度にたくさんの果物を食べるのも控えたほうがいいと思います。

「液体の果糖」は「固形の果糖」よりもっと厄介

また、オレンジジュースやリンゴジュース、グレープジュースなどのフルーツジュースには、固形の果物よりも大量の果糖が含まれているうえ、吸収されるのも速く、より大きなダメージを肝臓に与えることになります。果糖は「液体」になるといっそう厄介になると思ったほうがいいでしょう。

さらに、フルーツが入っていなかったとしても、たいていの「甘い飲み物」には「果糖ブドウ糖液糖」というかたちでたっぷりの果糖が含まれています。

たとえば、「小ぶりな紙パックの野菜ジュース」「スポーツドリンク」「小さなプラ容器に入ったお馴染みの乳酸菌飲料」「甘いコーヒーや紅茶飲料」「コーラやサイダーなどの炭酸飲料」などにも果糖ブドウ糖液糖が多く、摂りすぎは注意が必要です。もう「甘い飲み物はすべて肝臓に悪い」というくらいに思っておいたほうがいいかもしれませんね。

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