社会を生き抜くには、「怒ってくる怖い人から逃げる」のではなく、自分で自分を守れるよう、「怒りへの安全策」を身につける必要があると思うのです。
「怒りへの安全策」とは、怒りに関する知識をつけること、そして、怒りをうまく扱う技術を身につけること。言い換えれば、怒られた際に感じる「負の感情」を最小限に抑え、「怒られ上手」になれる方法です。
怒りからすぐによみがえる「ゾンビメンタル」
「怒られる=怖いこと」という見方が少しずつ変わっていくと、不思議なことに、以前ほど怒られることを引きずらなくなってきました。
怒りとうまく付き合いはじめた私を見て、周りの人からは「へこたれない強いメンタルを持っていてうらやましい」と言われることが多くなりました。
たしかに、私は驚くほど「立ち直りが早い」と言われます。また、「いつも明るくてうらやましい」とも言われます。人一倍怒られているにもかかわらず、です。
さらに、私のことを怒ってくれた新喜劇の師匠や先輩方と、怒られる前よりもかなり仲良くなってしまうのです。その様子を見て、「あの人、どうなってるのやろ」と思われていたのでしょう。
たくさん怒られて、人の怒りと向き合い続けた結果、私は「怒り」の中から、人の本音や、自分を成長させるヒントを探すクセがついてしまいました。
だから私は、怒られても心が折れない「ゾンビメンタル」を身につけることができたのかもしれません。
