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日本未発売モデル、北米日産"インフィニティ"ブランドのフラッグシップSUV「QX80」に乗って感じた復活への兆し

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インフィニティのフラッグシップSUV「QX80」に追加された新グレード「QX80 SPORT」(写真:平野 陽)
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「QX80 SPORT」のフロントグリルはスポークの本数が少なく、ストレートな形状のため、ややラフな表情を演出。フロントバンパーの下側に備わるスポイラーも幅いっぱいまで広がったスポーティなデザインとなっている(写真:平野 陽)

以前にも最上級グレードである「AUTOGRAPH」を試乗した経験がある筆者だが、あらためて対面したQX80 SPORTは、やはり大きくて迫力満点。道幅の広いアメリカでも、ちょっとたじろいでしまうほどだ。

「SPORT」という名称から、ひょっとしてサスペンションも専用チューニングが施されているのかと思ったが、そこはとくに変更なし。「PURE」を除くグレードに採用されている電子制御エアサスペンションが標準装備され、減衰力をアクティブ制御するダイナミック・デジタル・サスペンションも備わっている。

グレード名どおりのスポーティな走り

22インチのアルミホイールも「QX80 SPORT」専用デザインを採用。タイヤはブリヂストンのALENZA SPORT A/Sが組み合わせられていた(写真:平野 陽)

そのため乗り味自体は以前に試乗した「AUTOGRAPH」と同じ感覚なのだが、相変わらずその巨体からイメージするようなユサユサと盛大に動くフィーリングは皆無。むしろちょっと硬めと思えるほど、スポーティな乗り心地が印象的だ。

フレームの剛性は従来よりねじり剛性で25%、横方向で57%向上しており、体幹がしっかりと鍛え上げられている。そのためボディ・オン・フレーム(ラダーフレーム)特有の、シャシーからボディへと連動する動きが少しズレて伝わってくる感覚も抑えられ、路面からのインフォメーションをダイレクトに掴みやすいところが心強い。「SPORT」でなくとも、最初から十分にスポーティというのがQX80に共通する個人的な感想だ。

パワートレインはVR35DDTT型の3.5リッターV6ツインターボエンジンと9速ATの組み合わせ。「QX80 SPORT」は4WDのみの設定となっている(写真:平野 陽)

強いて「AUTOGRAPH」との違いを挙げると、条件付きハンズオフアシストも実現する「ProPILOT Assist 2.1」が「SPORT」には装備されないところが惜しい。ただひたすらまっすぐ走り、たまに現れる先行車を車線変更して追い越すことが多いアメリカでは、「ProPILOT Assist 2.1」は最高の使い勝手を披露してくれるのだが、そこは最上級グレードにのみ許された特権ということなのだろう。

その巨体からは信じられないほどスポーティな走りを実現している「QX80 SPORT」。ハンズオフアシストこそ付かないが、全車速追従式ACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)の「ProPILOT Assist 1.1」は標準装備されている(写真:平野 陽)

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【QX80 SPORTの豪華かつ広々としたインテリア】

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