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金融分野ではない、今までとはまったく違う「本当の投資」をする時代がついにやってきた

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筆者は今までとまったく違う「本当の投資」をすべきときだという (写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
  • 小幡 績 慶応義塾大学大学院教授

INDEX

前回、「投資は死んだ」と宣言した。

では、どうすればいいのか? 「インフレリスクを受け入れて現金を持つしかない」というのがとりあえずの回答だった。

そもそも投資とは何か

今回は、本当の回答をしよう。投資でない投資をするしかない。「投資は死んだ」ので、「死んでいない投資」をするのだ。

では「死んでいない投資」とは何か。「本当の投資」である。では、「死んだ投資」とは何だったのか。それは金融投資である。つまり「金融投資は死んだ」。だから「本当(本物)の投資をしよう」ということだ。いったい「本当の投資」とは何なのか。今回はそれを説明しよう。

そもそも、投資とは何か。いくつかの辞書を見てみよう。

『広辞苑』:1 利益を得る目的で、事業に資金を投下すること。出資。2 比喩的に、将来を見込んで金銭を投入すること。3 元本の保全とそれに対する一定の利回りとを目的として証券(株券および債券)を購入すること
『精選版 日本国語大辞典』:事業に資金を投入すること。出資。また、利回りを考えて、株券、債券などの購入に資金をまわすこと
『デジタル大辞泉』:利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと

などとなる。

これらを見て驚くのは、われわれの普段行っている最も一般的な投資がどこにもないことである。

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【一般的な投資のイメージとは?】

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