エイゼンでは、すでに京島エリアで長屋をリフォームしたシェアハウスの賃貸物件を運営して好評を集めていた。そこでの要望や課題を踏まえ、クリエイティブハウス文花ではトイレとシャワーはバッティングしてもいいように2つずつ設置し、共用であるリビングとキッチンはできる限り広くとるなど、より暮らしやすい環境を整えた。
そんな経緯があって、2022年4月にクリエイティブハウス文花が完成。実際に入居者を募ると学生だけでなく20~30代の若い社会人も集まった。
『スー女』が集まる?
「全員ではありませんが、定期的に相撲好きな人が入居されます。特に『スー女』と呼ばれる若い女性の相撲ファンの方が多いですね。みなさんマナーや節度を守って力士を見守っています。シェアハウスにはワーキングホリデーで来日した海外の方もいて、稽古見学を通して日本の相撲文化を体験しています」(片桐社長)
朝稽古見学に加えて、年末に押尾川部屋とエイゼンが合同で行う「ちゃんこ会」に参加できるのも入居者の大きな特典。力士が作ったちゃんこ鍋を味わいながら親方や力士と交流できる貴重な機会で、若者同士、話に花を咲かせているという。相撲好きな入居者の親が遠方から上京して参加することも。
また、毎年7月に行われる隅田川花火大会に際しては、エイゼン主催でクリエイティブハウス文花の屋上を会場に入居者向けの花火見学会を開催。スカイツリーをのぞむ絶好のロケーションで花火を楽しめるうえ、名古屋場所と開催時期が被らなければ、押尾川部屋の一同も参加する。積極的に出席してコミュニケーションを楽しむ入居者が多いという。
