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1年後に量産開始予定…BMWによるブランド買収から4年の沈黙を破り、コンセプトカーを公開した新生「アルピナ」の行方

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4年の沈黙を破り、公開されたコンセプトモデル「ビジョンBMWアルピナ」(写真:BMW GROUP)

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BMWは、2022年に買収したアルピナ・ブランドの今後に関するワークショップを開催するとともに、将来的なデザインの方向性を示すコンセプトカーを公開した。

もともとアルピナ・ブランドを生み出したのはブルカルト・ボーフェンジーペンなる人物だった。

【写真】コンセプトモデル「ビジョンBMWアルピナ」のディテール(45枚)

名門ブランド「アルピナ」の歴史

BMWのエンブレムとアルピナのロゴ(写真:BMW GROUP)

1936年にドイツのケムニッツで誕生したボーフェンジーペンは、父親からタイプライター生産の事業を受け継いだが、幼い頃から抱いていた自動車への情熱を諦めきれず、60年代前半には「BMW1500」というモデルのエンジンをチューニングするキットを独自に開発する。

これが好評を博すとともに、「ボーフェンジーペンのチューニングキットを取り付けてもBMWの製品保証は有効」という実質的なお墨付きをメーカーから得たことで事業は拡大。65年にはアルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン有限&合資会社を設立し、本格的に自動車事業に乗り出すこととなる。

高性能エンジンの開発に長けていたアルピナは60年代から熱心にレース活動に取り組む一方、78年からはBMWをベースに独自の味付けを施した乗用車の生産に着手する。つまり、BMW製量産車のチューニングを手がけるようになったわけだが、ボーフェンジーペンはアルピナを単なるチューニングカー・ブランドにとどまらせることなく、ドイツ自動車登録局に自動車メーカーとしての正式な登録を申請。BMWの本拠地ミュンヘンに近い南ドイツのブッフローエに工場を設立すると、ここを拠点にアルピナ製品を生産するようになる。これが83年のことだった。

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【自動車メーカーとして歩みだしたブランド】

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