肉をもう一品選びたいとメニューを見ていると、程よいサイズの「仔羊の串焼き」が。ひとくち頬張れば、見た目のサイズ感からは想像できないほどの甘い脂が、口いっぱいに広がるジューシーさだ。
料理は温かいものは温かく、皿も温かい。サラダやパスタにはトングがついてくるため取り分けもしやすい。小さなことのようだが、食事中の小さなストレスが生まれない。食べ放題と聞くと忙しなさを想像する人も少なくないと思うが、ここでは全く感じなかった。
次の来店では、あれも、これも食べたい!
食べ放題としては1品あたりの量が多く、複数種類食べたいのに途中で我慢せざるをえないほどだった。セルフ式の食べ放題と異なり「少しだけ食べたい」が叶わないのは惜しいが、不思議と「次はあれも、これも食べたい」と次の来店を思い浮かべていた。料理の質と居心地の良さが、想像を超えた満足度をもたらしていたのだろう。
プレミアムドリンクバーは果汁100%のマンゴージュースやグァバジュース、バリアラビカ豆を使用したオリジナルコーヒー、上質な茶葉で知られる紅茶ブランド「amsu tea(アムシュティー)」など全35種が揃う。
食事の邪魔をしない上質な一杯が、リゾート気分をさらに高める。忙しい日常を忘れ、至福のひとときを過ごせることから「これがファミレスか」というのが、率直な印象だ。
メインディッシュからドリンクまで、クオリティの高さが印象的なピソラ。だが、買収が正しい選択だったか、買収額が適正だったかはまた別の話である。続く後編記事では、数字の面からさらに深掘りしていく。
