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クルマの窓を割る強風に痛ましいバス事故…「長大な渋滞」は少なくても「今年の大型連休」が残した多くの課題

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ゴールデンウィークの高速道路状況を振り返る
ゴールデンウィークの高速道路状況を振り返る(写真はイメージ、写真:kazu_ft2021 / PIXTA)
  • 佐滝 剛弘 みらい観光文化リサーチベース代表 元・城西国際大学教授

INDEX

まず渋滞について言えば、とてつもない渋滞が続いたということはなかった。5月2~6日に土日を入れて5日連続の休みとなったこともあり、上りも下りも比較的分散したようだ。

8日にNEXCO各社から発表された4月25日~5月6日の12日間の交通量は、昨年の同時期より微減、10km以上の渋滞は昨年の310回から287回へと減少、最大渋滞長も昨年の60km(5月5日東北道上り)から、43km(5月2日中央道下り及び5月4日関越道上り)へと大きく減少した。

渋滞は、曜日の配列だけでなく天候や事故の状況にも影響を受けやすいので、利用者もNEXCOが事前に発表する渋滞予測を鵜呑みにするのではなく、直近まで情報を収集して対応していく必要があると言える。

強風が小石を巻き上げ29台のガラスを破損

この連休で目立った課題のひとつは、「強風」の影響である。5連休の中日となる4日、上信越道の「新井パーキングエリア(PA)」上り線の駐車場で、次々と停車中のクルマの窓が割れるという“事件”が発生した。

被害に遭ったクルマは29台。犯人は、この日の午後を中心に吹いた強風だった。

頑丈なサイドウインドウが割れるとは相当なもの (写真はイメージ、写真:muku / PIXTA)

同じ方向に停めてあったクルマの右側に被害が集中していたことや、目撃した人の情報などから、風の仕業であることが判明。風に巻き上げられた小石が、窓ガラスを直撃したのだという。

強風で多くのクルマの窓が割れるという事態は、少なくとも高速道路ではあまり聞いたことがなく、かなり激しい気象条件だったことがうかがえる。

ちなみに、PAに近い上越市高田の観測所では、被害があった時間に近い午後3時半に、26.4m/秒の最大瞬間風速が観測されている。何かにつかまっていないと立っていられないレベルの強風だ。

同じ日、新井PAから300kmほど離れた関東の東京湾アクアラインでは、午前4時から午後7時まで、15時間にわたって強風により通行止めとなった。

アクアラインは、年によってばらつきはあるが、平均して1年に10回ほど強風による通行止めがある。

【写真を見る】クルマの窓を割る強風に痛ましいバス事故…「長大な渋滞」は少なくても「今年の大型連休」が残した多くの課題(3枚)

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【アクアラインの通行止めで近郊の高速道路は大混乱】

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