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ソフトバンクから「AIエージェントスマホ」と位置づけられる新製品「Natural AI Phone」が登場した。近年のスマートフォンは文章要約や写真補正といったAI機能が強化されてきたが、AIエージェントはその延長ではない。スマートフォンというデバイスそのものの意味を、根本から書き換えようとしている機能なのである。
ついに登場したAIエージェントスマホ
「Natural AI Phone」はアメリカのBrain Technologiesが開発したスマートフォンである。名前からもわかるようにAI機能を売りにした端末だが、昨今話題の「AIカメラ」や「AI要約機能」といった付加機能とは一線を画している。ユーザーが行いたいことを普段使う言葉で伝えるだけで、アプリをまたいだ一連の操作を代行してくれるのだ。つまりユーザーのための執事のような存在であり、これをAIエージェントと呼ぶのである。
AIエージェント機能の実例を見てみよう。メッセージアプリで「来週、3人で飲みに行こう」と友人から誘いが届いたとき、Natural AI Phoneなら画面を開いたままAIに声をかければ、スマートフォン内部の自分の空き時間をカレンダーから探し、候補日をいくつか提示してくれる。それだけではなく周辺の居酒屋を地図やグルメサービスで探し、営業時間や予算を確認したうえで、予約サイトにアクセスして席の確保まで一気に進めてくれる。ユーザーは最終的に出てきた候補を選んで「ここでお願い」と答えるだけでよいのだ。
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【AI機能がOSの内部に組み込まれている】
