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ソフトバンク「Natural AI Phone」は、"アプリを使わない"スマホ時代到来の先駆けとなるか

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AIエージェントスマホ
AIエージェントスマホが登場(画像:ソフトバンクのWEBページより)
  • 山根 康宏 携帯電話研究家・ジャーナリスト
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AIエージェントはチャット画面があれば使える(写真:筆者撮影)

またユーザーには操作の負担が大幅に軽減される。必要となるアプリを探したり、複数のアプリを切り替えることも不要となるからだ。これはスマートフォンの操作に不慣れな年配者にとっても便利なことで、スマートフォンに話しかけるだけで様々なサービスが使えることが大きな手助けにもなる。

スマートフォンの上級ユーザーにとっては面倒な定型作業をAIエージェントに任せることで、雑作業から解放され、より創造的な作業に時間を割けるようになる。

一方、アプリ開発者側には新しい前提が突きつけられる。

これまでのアプリはユーザーの操作性を考えて設計されてきた。しかしAIエージェントスマートフォンでは、そのエージェントもアプリにとってユーザーという立場になる。アプリのインターフェースをAIエージェントが扱いやすい形で公開し、エージェントが安全かつ効率的に機能を呼び出せるようにする必要がある。

検索結果の上位を争ってきたこれまでの時代に変わり、「AIエージェントから見て使いやすいサービス」であることが新たなテーマになっていくだろう。

ウェアラブルデバイスがAIエージェントの「体」となる

AIエージェントの活用には、スマートフォンとペアで使うスマートグラスやワイヤレスイヤホンの役割も今後ますます重要になる。これらは単なるスマートフォンの周辺機器ではなく、AIエージェントへの入り口としての性格を強めていく。

ここ1年ほどで製品が増えてきた「AIスマートグラス」は、見た目は普通の眼鏡だが、カメラとマイク、スピーカーを備えている。

搭載カメラが捉えたものをその場で検索したり、看板やメニューを翻訳したりできるほか、レンズの内側に文字情報を重ねて表示できる製品もある。通知を視界の端に出したり、道順を尋ねれば矢印が進行方向に重なるように表示され、目の前の建物を見つめれば関連情報が立ち上がるといった、現実世界に溶け込む使い方も可能だ。

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【「アプリを使う端末」から「行動を委ねるパートナー」へ】

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