【2回目:「未来に希望が見えない」19歳看護学生を自死に追いやったハラスメントの闇 教員・先輩・患者…逃げ場のない看護師たち】
【3回目:「夜勤4回でやっと普通」現役看護師が明かす"給与の中身" 病院奨学金で「お礼奉公」の不条理――看護師とお金の問題】
【4回目:不公平な看護師"働き方改革"の実態 「いつも尻拭い」「夜勤可能な人に集中」「菓子折り持参で謝罪」…復職望まぬ看護師も】
看護師の新たなキャリアパス
看護師の新しいキャリアの1つに、訪問看護ステーションの運営がある。
超高齢化や慢性疾患といった問題を抱える人たちの増加や、医療の進歩によって自宅にいながら手厚い医療を受けられるようになった背景などもあり、もはや「病院で治す」という従来の医療モデルだけでは、立ちいかなくなっている。
そんななかで進められているのが、地域で病を患う人の療養生活を支える仕組み「地域包括ケアシステム」の整備だ。
この地域包括ケアシステムの重要な拠点として一翼を担っているのが、訪問看護ステーションだ。所属する訪問看護師が利用者の自宅を訪問して、体調管理や医療的な処置、生活環境の調整、家族へのサポートを行う。
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【在宅看護は「精神科領域」にも】
