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「病院で患者を待つだけが仕事じゃない」 起業した看護師が切り拓く、社会システムの谷間を埋める"新しい看護"のかたち

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子どもと男性
「産前産後の女性と支えたい」と起業した増田雄太氏※一部加工しております(写真:エイトカラーズ提供)
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同社の取り組みは、医療支援を求める依頼元と、病院外での活躍を望む看護師の双方のニーズを合致させた。現在、同社に登録している看護師数は約4000人にのぼり、事業は年々拡大。 活動範囲は日本国内のみならず海外へも広がっている。

単に看護師を手配するにとどまらず、企画段階から参画し、救護体制の整備なども行う。そこが強みで、依頼元からの信頼も厚いという。

「起業」がもたらす社会の潮流

エイトカラーズとイーイング、2つのキャリアに共通しているのは、社会の仕組みが変わるのを待つのではなく、自らが新しいビジネスモデルを構築し、それを実装して社会を変えるという、新たな看護師の働き方を生み出した点だ。

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看護師のキャリアとして「起業」「経営」という選択肢は、まだまだ少数派で、学校でも臨床現場でも経営を学ぶ機会はほとんどない。

それでも「やりたいことを自分の責任の範囲でやれる」とエイトカラーズの増田氏が話すように、自ら動いて社会課題に向き合う姿勢は、今後の看護師の働き方の新しい可能性でもある。

このような看護師たちの活躍が、医療崩壊を食い止める新たな力になると期待したい。

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