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スズキ「ジムニー」は5ドアの「ノマド」追加でどれだけ販売台数を伸ばしたのか? 発売1年の販売状況を振り返る

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待望の5ドア「ジムニー ノマド」。1月30日には一部改良を発表し7月1日より発売する
待望の5ドア「ジムニー ノマド」。1月30日には一部改良を発表し7月1日より発売する(写真:スズキ)
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そんな人気の高いジムニー ノマドではあるが、走らせてみるとどうなのだろうか。試乗したときの印象をレポートしよう。

結論から先に言えば、ジムニー ノマドの印象は、良くも悪くも軽自動車ジムニーの延長線上にある。

突出したオフロード性能を持っているけれど、街乗りの乗用車として見るなら、いろいろと割り切りが必要だろうということだ。

車体幅は軽自動車モデルと同じだから決して広くはない(写真:スズキ)

室内空間は前後に伸びているものの、車体幅そのものは軽自動車のまま。それほど広々というわけではない。インテリアの質感は、質実剛健そのものだ。

1.5リッターの4気筒エンジンは、最高出力が74kW(101馬力)あるため、サイズ感の割にパワーは十分だが、いかんせんギア比が低い。ゆっくり走る分には力強いけれど、高速道路では伸び感が不足し、高速道路では自ずと左側車線を走ることになる。

燃費は、4AT仕様で13.6km/L、5MT仕様で14.9 km/L(どちらもWLTCモード)であり、今どきのクルマとしては、あまり褒められたものではない。

後席以降が延長された「ノマド」の室内。荷室も拡大されている(写真:スズキ)

また、ロングホイールベース化の悪影響で、ジムニー ノマドの最小回転半径は5.7m。ジムニー シエラの4.9mより80cmも大きくなる。ステアリングの手応えも重いので、狭い場所での取り回しは、少々苦労すると覚悟しておこう。

乗り心地の面では、195/80R15と扁平率が高いタイヤのため、柔らかさを感じやすい。その分、路面の凹凸の細かいショックは吸収してくれるが、剛性感があるわけではない。

しかしながら、こうした不満も、オフロードの道なき道に入れば印象はガラリと変わる。小さな車体は自車のサイズを把握しやすいし、小さいからコース取りの自由度も高い。ギア比の低さは力強さそのもの。簡素な室内空間は汚れに強い。

オフローダーとして、これほど頼りになるクルマは少ないだろう。5ドアになったといっても、やはりジムニー。オフロード走行用に特化したクルマなのだ。

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