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お城のような外観と売り場のスケール感。書籍を中心に、文具や音楽、カフェなどが集まった北海道発の大型複合店が、東京都稲城市にある。「コーチャンフォー若葉台店」だ。
コーチャンフォーは1997年に北海道で誕生し、道内で6店舗を展開してきた。2014年10月に道外初の店舗として、この「若葉台店」がオープンし、22年には茨城県つくば市に「つくば店」も開業している。
「読書離れ」という声も聞こえる昨今だが、運営会社リラィアブルの売上高は、21年度141.4億円、22年度142.2億円、23年度143.4億円、24年度146.7億円と、増収が続く。25年度は158.4億円を見込んでいる。若葉台店は「岩波文庫の在庫全点揃え」というユニークな取り組みをSNSで発信し、話題も集めている。
なぜ東京の郊外で書籍を中心とした大型店がにぎわうのか。取材で見えてきたのは、広さを生かした売り場作りの工夫と北海道で大切に育まれた思想だった。
北海道で育てたモデルを、そのまま東京へ
コーチャンフォー若葉台店は、東京の西側、多摩丘陵が広がる郊外に立つ。京王相模原線「若葉台駅」からは徒歩5分という距離で、都心からもアクセスしやすい。
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【売り場を整え、徐々に認知を広げてきた】
