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北海道発「宮殿のような」「客が4時間滞在する書店」の勝算《完全自社運営》の"巨大複合型"で年商158億円企業に成長

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コーチャンフォーの象徴的な外観(写真:筆者撮影)
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レジは分かれているが、売り場を行き来しやすく、回遊が生まれる。滞在するように店内で過ごすことができる。

そんな“滞在型”ともいえる店舗の特徴は、駐車場にもあらわれている。駐車場は605台分あり「買い物をすれば4時間まで無料」だ。4時間は長めに感じたが、そこには理由があった。

「オープン当初は、お買い物をされた方は『2時間まで無料』としていました。しかし早々にお客様から、『2時間では回りきれない』という声が上がったんです。そこで、すぐに切り替えた経緯があります。4時間あればゆっくり回っていただけるかなと思います」

広さとともに本や文具の品揃えも驚きを与えた。その後、CDやDVDコーナーは規模を縮小したが、北海道物産店やカプセルトイを展開。カプセルトイは1000台以上あり、1日中楽しめる。

駐輪場も330台分ある。自転車で来店する人も多い(写真:筆者撮影)

最大級の売り場をどう動かすのか

都内最大級の広さに、来店客はどんな反応を示したのだろうか。

「オープン当初は売り場が広いこともあり、商品の場所を聞かれることが多かったですね。でもしばらくするとお客様も慣れてきて、ご自身で過ごし方を見つけられていった感じがします」

書籍エリアも文具エリアも、棚はジャンルごとに分けられ、付近には分類を示すプレートも掲げられている。慣れてくると、確かに棚の位置を把握でき、売り場をますます楽しめる。

また、検索機のほか、ネットで在庫や棚の位置を調べられるシステムも導入している。自分のスマホで本の在処が地図でわかるため、スムーズに目当ての本に辿り着ける。

書籍検索機コーナー(写真:筆者撮影)

文具エリアの奥にある「北海道物産展」もインパクトが大きい。品揃えに加え、商品の並べ方や売り場の見せ方に書店の技が光っている。書店の棚のように、フェアや商品の積み方、新商品のラインナップが巧みで、日を変えて訪れるとまた雰囲気が異なる。

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【「回遊を意識した動線」と「接客」】

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