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北海道発「宮殿のような」「客が4時間滞在する書店」の勝算《完全自社運営》の"巨大複合型"で年商158億円企業に成長

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コーチャンフォーの象徴的な外観(写真:筆者撮影)
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「店舗ごとに担当バイヤーがおり、新商品などにもアンテナを張って商品を仕入れています。若葉台店を担当しているのは北海道出身者で、情報を追いながら品揃えをして売り場を作っています」

売り場にはワクワク感があり、物産展目当てでも訪れたくなる。かつて北海道に住んでいた人も足を運んでいるそうで、北海道出身の千葉さんも魚やお酒を買うことがあるという。

本の売り場のように商品もよく見えるように並んでいる(写真:筆者撮影)

本を買いに来て、知らずに店舗を訪れ北海道を堪能する。意外な出会いがあるのも、複合店ならではだ。

これら売り場ごとの充実ぶりはもちろんのこと、店舗全体で回遊を意識した動線も特徴だ。

入り口から伸びる中央通路は、大きな見せ場だ。たとえば、春の入園入学シーズンは、中央通路沿いの文具エリアで入園入学アイテムを揃えた棚を、通路を挟んで向かい側の書籍側でも同様に本を揃えている。「書籍だけ」「文具だけ」という部門単位ではなく、店舗全体で動線を考えた売り場が構成されている。

ここで「接客」に強みがあることも、触れておきたい。リラィアブルでは創業者が接客にも重きを置き、全店に接客マニュアルが共有されている。年に1度の「接客コンテスト」のほか、各店舗に「接客委員会」を設けて接客術を磨いている。お客様とスタッフは人と人の関係と捉え、現時点ではレジは無人ではなく「有人レジ」で続けている。

本そのものをじっくり見られる棚づくり

本が並び絵画が飾られている(写真:筆者撮影)

コーチャンフォーの主役ともいえる書籍エリア。巡ってみると、大きな企画棚もあれば、棚の一角で組まれた小さなフェアもあることがわかる。

千葉さんによると、棚づくりでは全店共通で年間の流れを踏まえたベースがあり、新刊の配置や棚に戻すタイミング、賞に関わる棚作りなどはある程度マニュアル化がされているという。その一方で、現場に裁量もある。店舗ごとにアイデアを出して棚が作られている。企画によって本の発注が必要な場合もあるが、早ければ即日で棚が完成することもあるそうだ。

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【お客さんの目で本を選んでほしい】

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