コンビニエンスストア最大手、セブン&アイ・ホールディングスの海外事業の先行きが視界不良になっている。
4月9日に発表した2026年2月期の通期連結決算は、営業収益10兆4302億円(前期比12.9%減)、営業利益4229億円(同0.5%増)、純利益2927億円(同69.2%増)となった。
北米事業の上場は「最短で27年度」に延期
期中に行ったスーパーストア事業などの非連結化で減収となったが、営業利益は横ばいを維持。非連結化に伴う株式の売却で、純利益は過去最高を更新した。
しかしこの日、最も大きな注目を集めたのは北米事業の子会社セブン-イレブン・インク(SEI)の上場延期だ。
当初は26年度後半にアメリカの株式市場へ上場することを計画していたが、経済情勢が不透明となったことにより延期することを決定、「最短で27年度」とした。
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【「株主還元に変更はない」の真意】
