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そろそろ、肌を露出する機会の増える季節。年齢とともに手の甲や腕に浮き出てくる血管に思わず視線が向くことはないだろうか。
手は顔と同様、思いのほか、人目に触れる機会が多い部位だ。いくら顔のケアをしても、手に血管が浮き出ていると全体の印象が“老け見え”してしまう。「人前で手を出しづらい」といった悩みをもつ人も少なくないだろう。
手に血管が浮き出る原因やセルフケア、治療をする場合の方法と注意点について、手の血管治療に詳しい北青山D.CLINIC院長の阿保義久医師に聞いた。
手の血管が浮き出る
手の甲や腕の表面に目立って浮き出ている血管は、体表に近い静脈で、「ハンドベイン(手の血管)」ともいわれる。
静脈は主に心臓に血液を戻す役割を担うが、手の血管が目立つ場合で、とくに症状を伴わず見た目だけの問題であれば、「医学的には病的な状態ではない」と阿保医師は説明する。
「血管が浮き出ていて病的なケースのほとんどは、足です。足の血管がボコボコと浮き出る下肢静脈瘤(りゅう)は、足の静脈の弁の故障による病的な状態で重症化すると潰瘍ができることもあります」
つまり、手に浮き出ている血管は「病気ではなく、命には関わらない」というだけだ。
だが、その一方で「生活の質に関わる」問題という考え方もある。
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【孫から「気持ち悪い」と言われ…】
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