「加齢で血管が目立ってくるケースでは、個人差はありますが、50代以降が多いです。それくらいの年齢になると加齢によって血管の弾力が低下し、血管が広がって太くなりやすく、皮膚自体にも弾力やハリがなくなってくる。それによって、手の甲や腕の血管が浮き出て、目立ちやすくなります」(阿保医師)
セルフケアによる改善法
阿保医師によると、セルフケアによってもある程度、目立たなくすることは可能だという。ポイントは5つあるが、そのなかでもカギとなるのは、「UVケア」と「保湿」、「血流」だ。
「実は、手の甲や腕は顔以上に紫外線を浴びやすい部位です。紫外線は皮膚のコラーゲンやエラスチンなどの弾性線維を破壊し、皮膚を薄くして皮膚の老化を進め、血管を目立たせる原因になります。しっかりとした紫外線対策が不可欠です」(阿保医師)
①UVケア
外出時には、顔だけでなく、手の甲や腕にもしっかりと日焼け止めを塗ることが大切だ。UVカットの手袋やアームカバーなどを使ってもOK。過度な日焼けはもちろん気を付けるだろうが、それだけでなく日頃からこまめなUVケアを心がけたい。
②保湿
乾燥すると皮膚が薄くなり、血管が目立ちやすくなる。
「顔のスキンケアと同様に手の甲や腕にも保湿クリームや美容液などでこまめに保湿することをおすすめします」(阿保医師)
③血流を整える習慣
血流が滞ると血管が目立ってくるため、スムーズな血流を保持する必要がある。こまめに水分をとり、脱水を防ぐ。意外なことに、血流を整えるには、適度な運動と“深呼吸”の習慣が有効だと、阿保医師は言う。
「深呼吸を10回程度行うと、呼吸によって横隔膜が動き、静脈血を心臓に戻すポンプ作用が働くため、手の血管が細くなることが臨床検査で確認されています」
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【マッサージのやり方】
