阿保医師のクリニックにも、手の血管を気にして多くの女性が相談に来るという。実は、男性にも手の血管が目立つ人は少なくないが、“見た目”を気にして医療機関に足を運ぶのは、圧倒的に女性たちだ。
「年齢層は30代から60代以降までと幅広いですが、とくに割合が高いのは50代以降の女性。どなたも手に浮き出た血管に悩み、大きなストレスを抱えています。なかには、お孫さんに『おばあちゃんの手、血管が出ていて気持ち悪い』と言われて、ショックを受けて来られた60代の女性もいました」(阿保医師)
血管が浮き出る原因
ところで、手の血管が目立ちやすくなる原因には、どのようなものがあるのだろうか。阿保医師は以下の要因を挙げる。
・やせ型で皮下脂肪が少なく、皮膚が薄い人
・手を酷使する職業の人
・50歳以降の人
特に2番目の要因は血管を覆う組織が少ないため、膨らみが目立ちやすい傾向がある。
このほか、ピアニストや美容師、料理人のように、日常的に手や腕を酷使する職業の人や、手や腕を使うスポーツをする人なども、通常よりも大量の血液循環が必要になるため、静脈が拡張しやすい傾向があるという。
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【血管を目立たなくするケア】
