2歳児から「同意」を学ぶ
同意のプロセスはとても複雑です。
同意について正しく理解し、「イエス」「ノー」をはっきり言えるようにする、また「イエス」「ノー」を誤解なく受け止められるようにするには、子どもの頃からの教育が必要だと感じます。
ヨーロッパでは性教育が義務化されており、フランスでは6歳から、フィンランドでは7歳から、ドイツでは9歳から、公立学校での性教育が始まります。また、人間関係の中での「同意」というコンセプトに関しても低年齢から学習します。
アメリカでは30の州で性教育が義務化されている一方、学校ごとの任意とする州もあります。同じ州でも、教育内容も価値観も地域や学校区ごとにまったく違うこともあります。
日本では、子どもたちを性加害の被害者や加害者、傍観者にしないための取り組みとして、2023年度から「生命(いのち)の安全教育」がスタートしました。
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【本当の意味での「同意」とは何か】
