新型「アストンマーティン」見た目と違うキャラクター。1億円超のハイパーカー「ヴァルハラ」の使い勝手

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アストンマーティンにとって、これがビジネスにおける戦略だとしたら……、ヴァルハラは期待に応える出来栄えだ。

インテリアデザインはいたってシンプルだが快適装備もそなわる(写真:Aston Martin Lagonda)

サーキットで体験した驚くほどの性能ぶりと、一般道での乗りやすさ。これらについて報告する前に、凝りに凝ったコンセプトによる設計の車両概要をお伝えしよう。

まるでレースカーのようなメカニズム

シャシーもボディも、軽量で堅牢なレーシングカーと同様の炭素樹脂製。アストンマーティンがイギリス・シルバーストン(サーキットで有名)に持つ“窯”で焼かれる(=工場で作られる)。

サスペンション形式はダブルウィッシュボーンで、車高をできるだけ低く抑えるため、コイルダンパーユニットは、レースカーのようにインボードタイプとなっている。

空力と審美性を両立させたというボディデザイン(写真:Aston Martin Lagonda)

最高速とともに操縦性を確保する目的で「アクティブエアロ」というシステムを採用。これは、ドライブモードで「レース」を選択した場合に作動するもの。

速度が上がると、キャビン背後から巨大なスポイラーが立ち上がり、速度やクルマの挙動に応じてウイングの角度を最適に変えていく。強い制動時は盾のようになり、エアブレーキとして作動する。

ノーズ内部には(見えないが)フラップが仕込まれ、やはり速度などに応じて、フロントから吸い込む空気の流れを最適制御するという。

たとえば、速度が上がると、フロントのダウンフォースをかせぐための角度をつける、といった具合だ。

エアブレーキの役割も果たすリアウイング(写真:Aston Martin Lagonda)

パワーユニットは、4リッターV型8気筒。ターボチャージャーをそなえるとともに、モーターが組み合わされる。

8段デュアルクラッチ式変速機(DCT)にひとつのモーター。これはエンジンを停止させてのEV走行を可能にするためだ。

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