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100歳超え「センチュリアン」目指す"生き方のコツ"――1000億円投じた起業家の"壮大な人体実験"の行方とそこで得たもの

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  • 北村 俊雄 神戸医療産業都市推進機構先端医療研究センター長・東京大学名誉教授
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もちろん、遺伝的な要素も寿命に影響することは間違いない。一方ではそれぞれの人の生活習慣や、健康診断をしっかり受けているかなども重要な要素となる(図1‐2)。

(画像:『東大名誉教授が教える 死なない生き方 科学でひもとくアンチエイジングと健康寿命』より)

先日、NHKでセンチュリアン特集のアーカイブを放送していたと友人から聞いた。2016年に放送された番組の再放送らしい。番組では100歳以上の高齢者約100人の調査結果をまとめて紹介していたという。友人が語っていた中で印象的だった話を1つ、紹介する。

40人くらい登場した人の中に、インタビューで「介護施設の仕事をボランティアで手伝っている」と話した100歳の男性は、どんなことを手伝っているのかと聞かれて、「80歳くらいの人の車いすを押している」と答えたそうだ。

また別の番組では、90代の高齢女性が登場してピアノ曲を1曲弾いていたのも印象的だった。

コロナ禍で外出禁止令が呼びかけられている頃で、私もこの番組は自宅で観ていた。2年前に初めてピアノを始め、独学で弾けるようになった1曲を番組で披露していた。曲名は覚えていないが、難しそうなクラシックのピアノ曲で、美しくも力強い旋律は演奏者の年齢を感じさせなかった。

外に出なくても、こういう過ごし方は精神的に健康かつ前向きでいい。脳と指を細かく使うことで、認知症を予防する効果も高そうだ。

億万長者の実験的アンチエイジング

アンチエイジングが注目を集める現代社会で、ブライアン・ジョンソンという億万長者が話題となっている。

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