発達に特性のある子だけではなかった…「特別支援教育」は全人類に有効、すべての子が学びやすくなるサポートのヒント

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廊下を走る子どもと注意する先生
(写真:Fast&Slow / PIXTA)

新年度を前に、学級運営への関心が高まっている。新しいクラスをどうまとめるか、多くの教員が、不安と期待の入り交じる時間を過ごしているのではないだろうか。

とりわけ近年、教育現場で避けて通れないのが、発達に特性のある子どもたちへの理解と対応である。

文部科学省の調査では、通常学級に在籍する子どものうち約11人に1人が発達障害の可能性があるとされており、「特別な配慮」はもはや例外ではない。むしろ、どの学級にも前提として求められる視点になっている。

特別支援教育は「全人類」に有効

こうした状況の中、注目を集めているのが、特別支援学校で約15年の指導経験を持ち、SNSでも10万人超のフォロワーを持つ平熱先生だ。著書『特別支援教育が教えてくれた 発達が気になる子の育て方』でも知られる平熱先生は、こう語る。

「特別支援教育の知見は、一部の子どもだけのものではありません。全人類に有効なものです」

この言葉は、従来の「支援=特別な対象への配慮」という前提を大きく覆すものだ。なぜ「全人類に有効」と言えるのか。その背景には、平熱先生自身の経験に基づいた気づきがある。

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