総務省の家計調査において、中華そば(外食)支出額が発表され、山形市の消費額が2万5102円となり、4年連続の全国1位に輝いた。2000年以降最高額となった24年の支出額(2万2389円)を大幅に上回る結果となった。
「なぜ山形の人はそこまでラーメンを食べるのか?」という問いは、もはや定番のテーマである。
その理由としてよく語られるのは、「店舗数の多さ」や「ご当地ラーメンの豊富さ」だ。しかし今回、もう一歩踏み込んだ仮説を立ててみた。
山形県民は、幼少期から“ラーメン英才教育”を受けているのではないか。
この仮説を検証するために話を聞いたのが、ラーメンフリーク(ラヲタ)からラーメン店主へと転身する大類渉さん、そして鶴岡の名店「中華そば 琴の」の今野直樹店主。対照的な2人の証言から浮かび上がってきたのは、「教育」という単純な言葉では収まりきらない、山形のラーメン文化の奥深さだった。
「店主に転身」ラヲタ男性語る山形県民のラーメン愛
まず話を聞いたのは、山形市出身の大類さん。長年ラーメンを食べ歩き、分析し続けてきたガチのラヲタであり、この春、祖父の店を継ぐ形で新たな一歩を踏み出すことになった。その店が「二代目平吉屋」だ。



















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