東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #近視は病気です

育児ビジネスは本当に「カネにならない」のか? ボランティアや善意に頼ってきた日本の子育て領域に革命を起こしたい

7分で読める
子育てのDX化という新たな市場の現状について語る(写真はいずれも本人提供)
  • 逢澤 奈菜 iiba代表取締役CEO
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO

INDEX

子育てのDX化という新たな市場の現状について語る(写真はいずれも本人提供)
「近視になってもメガネをかければいい」と思っている人は少なくないが、実は近視は将来的に失明につながる眼疾患の発症リスクを高める、危険な疾患である。しかし、身近に眼疾患の経験者がいなければ、その実感が湧かない人がほとんどではないだろうか。
近視は病気です』の著者であり、近視の予防を呼びかける眼科医である窪田良氏の対談企画。今回は子育て世帯向けマップアプリ「iiba」の開発・運営をはじめ、パパやママのための情報提供を手がける逢澤奈菜さんを招いてさまざまなお話を聞いた。第3回では、子育てのDX化という新たな市場の現状や、iibaが会社として目指すところなどを忌憚なく語ってもらう。自身もビジネスマンとして活動する窪田氏との対話から、逢澤さんの事業へのブレない姿勢が見えてきた。

身に付いた起業家視点「どうレバレッジを効かせるか」

窪田:もう少しビジネスのお話を詳しくお聞きしていきたいです。2026年で4期目とのことですが、iibaの事業では、どんなところにお金がかかるのですか?

『近視は病気です』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

逢澤:やっぱりいちばんは大きいのは人件費ですね。加えて、アプリなどの開発費も一定額が必要です。瞬間的な赤字は覚悟の上で、システム開発に先行投資することももちろんあります。そこはエクイティ(出資)で埋めながら、あとからコストを回収するようなスタイルを取ることもあります。結果的に、今は累計で約2.5億円の資金調達を実現しています。

今後もどうレバレッジを効かせて事業を大きくするかを考えていますが、こうした発想は、ビジコンで賞金100万円をもらったばかりのころには考えられないことでした。

反対に、うちで極端にお金がかからないのは広告費です。SNSを持っていて、お話ししたとおり総フォロワー数が560万人に上っているので、流入は十分にあるからです。

次ページが続きます:
【子育てバウチャーをデジタル化して未使用金の削減へ】

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象