西武鉄道、45年超のベテランが伝える「事故の教訓」 40年前「異例の大雪の日」に運転した安全の語り部

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西武鉄道 安全共育室
西武鉄道の研修センター内に設置した「安全共育室」では、安全推進部の村上正行さんが「語り部」としてすべての役員と社員を対象にした学習プログラムを担当(記者撮影)

西武鉄道の社員にとって3月23日という日付には「輸送の安全を考える日」という特別な意味合いがある。

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40年前のこの日、西武新宿線の田無駅構内で電車の衝突事故が発生した。同社は毎年3月23日を含む1週間を「安全輸送推進週間」に設定している。

2026年は3月23~29日をその週間とし、講演会や標語の募集、ポスター掲出などで社内の安全意識向上を図るという。

3月としては異例の大雪

西武新宿線の田無駅は西東京市に位置し、現在は橋上駅舎と2面3線の島式ホームを持つ地上駅だ。24年度の1日平均乗降人員は6万8058人。他路線との乗り換えがない駅としては新宿線で最も乗降が多い。

1986年3月23日は3月下旬にもかかわらず、東京都心でも9cmの積雪を記録する異例の大雪だった。

【写真】1986年3月23日、「季節外れの大雪」の中、西武新宿線の田無駅構内で発生した列車衝突事故の現場の様子。一般公開していない西武鉄道の研修センター内にある「安全共育室」には、2011年の東村山駅構内列車脱線事故を物語る展示も
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