西武鉄道、45年超のベテランが伝える「事故の教訓」 40年前「異例の大雪の日」に運転した安全の語り部

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12時11分、田無駅構内の2番線に停車してパンタグラフの除雪作業をしていた西武新宿行き準急に後続の急行が衝突した。死者はいなかったが、負傷者204人を出した。原因は雪の影響によるブレーキ力の低下だった。

西武新宿線 田無事故
西武新宿線の田無駅構内で起きた衝突事故で現場検証をする警察官ら=1986年3月23日(写真:時事)
西武新宿線 田無事故
田無駅構内列車衝突事故でガラスが割れた運転台=1986年3月23日(写真:時事)

社員研修施設に「安全共育室」

西武鉄道は2009年3月、東村山市にある研修センター内に「事故情報展示室」を設置。過去に自社や他事業者で発生した鉄道事故について展示を通じて概要を学べるようにした。

25年6月には「安全共育室(あんぜんきょういくしつ)」としてリニューアル。グループディスカッションなどに利用できる学習エリアを新設した。多くのけが人が出た「田無事故」はとくに内容を充実させている。

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