未曾有の感染症が村を襲う…京都で奔走した「幕末の医者たち」描く熱き物語 映画『幕末ヒポクラテスたち』の凄さ
まだ日本が西洋医学の夜明け前だった幕末。それまでは中国由来の漢方医が日本の医学の中心だとみなされてきたが、次第に、解剖や手術といった、西洋の医学を学んだ蘭方医が少しずつ台頭するようになってきた。
そんな時代に、未曾有の感染症が村に襲いかかる。京都のはずれに住む村の医者は人々の命を脅かす病に立ち向かうことができるのか、それとも――。
映画『幕末ヒポクラテスたち』
幕末という激動の時代を背景に、西洋医学の黎明期に生きた医師たちを描く映画『幕末ヒポクラテスたち』が5月8日より全国公開される。
貧富や立場の区別なく診療する人間臭さを持ちつつも、解剖や医学に対して好奇心旺盛な主人公の蘭方医・大倉太吉を演じるのは京都出身の俳優・佐々木蔵之介。
共演に藤原季節、藤野涼子、真木よう子、柄本明、内藤剛志ら実力派俳優が集結している。
物語の主人公は京都近郊の黒川村に住む蘭方医の太吉。妻や子供たちと質素に暮らしながらも、日々往診に走り回っていた。一方で、どんな病にも葛根湯を処方し、「心配無用じゃ」と笑顔を見せる(藪<ヤブ>にすらならぬ)“たけのこ医者”と呼ばれた漢方医・玄斎(内藤剛志)の尻ぬぐいをさせられることも多く、彼とは犬猿の仲だった。






















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