サイゼリヤが夜遅くまでの営業で絶好調…人手不足の時代でも深夜営業するチェーンが"無双状態"の理由
もうひとつ、最近SNSで着実に拡散されて評判なのが、本格豚骨ラーメンの山岡家チェーン(丸千代山岡家)である。直営店チェーンでありながら、ラーメンスープへのこだわりからセントラルキッチンによる供給を行わない。店内で3日間煮込んだスープを提供することが前提で、店では常に4つの寸胴が並んでいるため、一部店舗を除き、24時間・年中無休の営業を守り続けているのだという。
また、そうしたオペレーションを維持するためには運営コストの高い大都市部を避ける必要があり、地方・郊外のロードサイドにしか出店しない。かつてはプロドライバーなどの深夜のオアシスとして知られていたが、SNSによる拡散で今では広く知られる存在となったらしい。
ロードサイドのラーメンは山岡家の一人勝ち
ロードサイド立地にしかないこの店の最近の既存店売上動向は驚異的だ。山岡家の既存店動向は、前々期も前期も大幅な増収が続いている。しかも客単価はほぼ横ばいで、客数の増加が続く一方なのだ。

昼間の人気もさることながら、深夜帯も開いていることが認知され、店を目指して来てくれるお客さんが増えているらしい。本格的なラーメンを夜中でも食べられる店がロードサイドからほとんどなくなった今、山岡家の一人勝ち現象が起きているようだ。
コロナ禍の際、外食産業はさまざまな営業制約を受け、特にアルコール比率が高い業態を中心に売上が急減し、多くの企業が一定の店舗を閉店せざるをえなかった。その後、飲み屋需要は7割程度までしか回復しなかったが、その他の業態は大半がコロナ前の水準に戻っていると言われている。




















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