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教師は新年度「やるべきこと」ではなく、まず「やらないこと」を決めるべき《子どもたちが動ける余白を残して》

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教師がどれだけ計画を立てても思い通りにいかないことの方が多いと筆者は言う(写真:ak / PIXTA)

新年度が近づくと、多くの教師が慌ただしく準備を始めます。教室掲示を作る。 学級のルールを考える。 授業計画を立てる。いわゆる「学級開き」の準備です。

しかし私は、この時期に最初にやるべきことは「新しい準備」ではないと考えています。まずやるべきは、今年度の振り返りです。

教師の仕事は実践です。 だからこそ、自分の実践を振り返ることが最も重要な学びになります。うまくいったことは何だったのか。 うまくいかなかったことはどこにあったのか。 その理由は何だったのか。

教育の世界では、新しい教育法が次々に紹介されます。ICT活用、 アクティブラーニング、探究学習……魅力的な言葉が並びます。しかし、他人の実践を追いかけるより、自分の実践を見つめ直すことの方がはるかに価値があります。

うまくいったことは続けます。うまくいかなかったことは、どう変えればよいかを考えます。そしてできれば、年度末の残りの時間で小さく試してみます。小さな実験をしておくだけで、新年度の実践はぐっと安定します。これが、私が新年度に向けてまずやることです。

学級開きで細かいことをすべて決めない

もう一つ準備するのが、学級開きの方向性です。新年度の最初の数日は「黄金の三日間」と呼ばれることもあります。この時期に学級のすべてが決まるかのように語られることも少なくありません。

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【「子どもが主人公」の学級づくりを目指す】

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