「体力がない人」ほど勘違いしている!?…成果出す人が持つ"頑張れる力"ではない《本当の体力》の正体

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
①行動体力──「動く」「出力する」ための体力

行動体力とは、文字通り「動くための体力」です。心拍数が上がり、呼吸が荒れ、筋肉と神経を総動員して出力を発揮する能力。仕事で言えば、締め切り前の集中作業や長時間の意思決定、スポーツで言えば高強度のプレーや連続した動作がこれに当たります。

瞬発的に大きなエネルギーを生み出す力。「ここぞ」という場面で、体のギアを一段上げられる力。これが行動体力です。

★行動体力の一覧
● 筋力(動作を起こす力)
● 筋持久力(長く動き続ける力)
● 心肺持久力(息切れしにくい体)
● 柔軟性(体のしなやかさ)
● バランス能力(ふらつかない力)
● 敏捷性、反応力(素早く反応して動く力)

行動体力が高い人ほど、瞬発的な判断や集中を求められる場面で力を発揮しやすくなります。

ビジネスの現場で「仕事が速い」「切り替えが早い」と評価される人の多くは、この行動体力が高い可能性があります。

②防衛体力──「守る」「立て直す」ための体力

一方、防衛体力とは、体を守るための体力です。睡眠の質、回復力、免疫機能、ストレス耐性、自律神経の安定。多少の無理をしても体調を崩さず、翌日には立て直せる力。仕事やトレーニングを継続できるかどうかを左右するのは、この防衛体力です。

★防衛体力の一覧
● 免疫の維持
● ホルモンバランスの安定
● 睡眠の質や疲労回復力の向上
● メンタルタフネス(精神的な強さ)

防衛体力が高い人は、多少の負荷がかかっても簡単には崩れません。疲れても回復できる。調子を落としても立て直せる。これは才能ではなく、体のシステムがうまく機能している結果です。

行動体力と防衛体力の両方を備えているのが「強い体」

体力が高い人は、この二つが必ず両立しています。体力が高い人は、例外なく行動体力と防衛体力の両方を備えています。どちらか一方だけが突出している状態は、決して「強い体」ではありません。

行動体力だけを追い求め、防衛体力を削り続ければ、やがて体はブレーキをかけます。逆に、防衛体力だけを重視し、刺激を避け続ければ、行動体力は確実に衰えます。

次ページ体力づくりにおける最大の落とし穴とは
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事