【最新技術を投入しながら販売面で苦戦した不遇の歴史】先進と悲運のモデル、ホンダ「インサイト」が復活。BEVとなった4代目成功なるか

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新型インサイトのフロントフェイス
新型インサイトのフロントフェイス(写真:三木 宏章)

ほかにも新型インサイトは、4つのドライブモードを設定する。EVフィールと経済性などを高次元でバランスした「ノーマル(NORMAL)」、実用航続距離を伸ばす「イーコン(ECON)」、滑りやすい路面に対応する「スノー(SNOW)」、スポーティな走りを楽しめる「スポーツ(SPORT)」を用意。

とくに、スポーツモードでは、まるでエンジン車のような走行サウンドを室内に奏でる「アクティブ サウンド コントロール」も搭載。聴覚の面でも、心地よい走行フィーリングを堪能したいユーザー向けのギミックも採用する。

ワングレード+3000台の限定販売

新型インサイトを開発責任者の小池 久仁博さん
新型インサイト開発責任者の小池 久仁博さん(写真:三木 宏章)

なお、グレード展開は1タイプのみ。日本では3000台の限定販売となる。価格も未発表だ。

参考までに、ベースモデルとなるe:NS2などは、中国で最も安い仕様が「15.98万元(約320万円程度)から」。価格競争が激しく、とにかく安くないと売れないという中国市場の価格なので、日本仕様のインサイトが同様の価格となる可能性は低いだろう。

また、国内でインサイトのライバル車となるであろうトヨタ自動車(以下、トヨタ)の「bZ4X」は、税込み価格480~600万円。どちらかといえば、インサイトの国内販売価格も、bZ4Xの価格帯に近くなる可能性のほうが高いかもしれない。

ちなみにホンダは、次世代BEVとして、国内外のショーで「0(ゼロ)シリーズ」を発表している。25年1月に北米で開催されたCESでは、シリーズのフラッグシップ「ゼロ サルーン」と中型SUVの「ゼロSUV」を発表。26年に北米へ導入し、その後は日本や欧州などグローバルに各地域へ展開する予定だ。

また、25年10月には、日本で開催された「ジャパンモビリティショー2025」で、コンパクトSUVの「ゼロ アルファ」も披露。こちらは、27年から日本やインドを中心に、グローバルでの販売を予定するという。

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