【最新技術を投入しながら販売面で苦戦した不遇の歴史】先進と悲運のモデル、ホンダ「インサイト」が復活。BEVとなった4代目成功なるか

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アロマシステムをはじめ、インテリジェント ヒーティングシステムの設定画面
アロマシステムをはじめ、インテリジェントヒーティングシステムの設定画面(写真:三木 宏章)

しかも暖かさなどは、システムがシートの乗車状態を自動で判断して制御。従来の空調オートモードと連携し、空調出力を切り替える機能も採用する。これは、たとえば、空調モードがオートになっているときに、乗員がいれば空調がよりパワフルになり、乗員がいなければノーマルに設定するなどの制御を行うイメージだ。

とくにエアコンの風では室内が乾燥しすぎて苦手なユーザーなどには最適。また、従来のヒーター比で、冬季の航続距離を5%改善する効果もあるなど、BEVの特性にもマッチした暖房システムだといえる。

ほかにも、新型インサイトでは、インストルメントパネルなどにアンビエントライトを装備。ドアの開閉状態や走行中など、さまざまな状況に応じて多様なLEDライトを光らせる機能も持つ。さらにアメリカ・ボーズ社のプレミアムサウンドシステムも搭載。12もの高性能スピーカーを室内に最適配置することで、自然で広がり感のある音を全席で体感することも可能だ。

走行可能距離や走行性能について

新型インサイトの給電ポート
新型インサイトの給電ポート(写真:三木 宏章)

走行性能に関しては、インサイトに搭載するパワートレインなどは未発表のため、現時点(2026年3月5日時点)で詳細は不明だ。参考までに、中国で販売しているe:NS2や兄弟車のe:NP2の場合、走行用モーターの最高出力は150kW、最大トルクは310N・mだ。また、一充電走行距離(一回の満充電で走行できる距離)は545km。

なお、e:NS2などの一充電走行距離は、中国独自のCLTC(China Light-Duty Vehicle Test Cycle)基準に基づいた測定値なので、日本などが使うWLTCモードとは異なるので念のため。ただし、ホンダの公式発表では、インサイトの一充電走行距離も「500km以上」とのことなので、中国仕様の数値とさほど大きな違いはなさそうだ。

なお、バッテリーへの充電は、左側のフロントフェンダーに普通充電ポート、同じく左側のリアフェンダーに急速充電ポート(チャデモ規格)を装備。充電時間は、急速充電の場合で約40分だという。

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