【最新技術を投入しながら販売面で苦戦した不遇の歴史】先進と悲運のモデル、ホンダ「インサイト」が復活。BEVとなった4代目成功なるか

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新型インサイトの後席
新型インサイトの後席(写真:三木 宏章)

一方、2列目シートは、座面に比較的厚みがあるため、座り心地は良好。長距離移動でも疲れにくそうな印象だ。余裕ある足元スペースにより、身長164cmの筆者であれば窮屈さは皆無だ。また、背もたれはリクライニングも可能で、乗員の体格や好みに応じた設定を可能とする。

さらにBEVのため、おそらく静粛性もかなり高いだろう。前席と同様にシート素材は高級感も満点だ。ゆったりしていて快適、しかも(おそらく)静か。そういった点から2列目シートは、まさにラグジュアリーなテイストを味わえる空間を演出しているといえるだろう。

新型インサイトの荷室スペース
新型インサイトの荷室スペース(写真:三木 宏章)

ちなみにリアには大容量の荷室スペースも確保している。6:4分割式の2列目シートは、背もたれをすべて前に倒せば、最大荷室長1875mm、最大荷室幅1100mmを実現。長尺物の収納も可能となる。

また、荷室のフロアパネルは脱着式で、高さを2段階で調整可能。2列目シートの背もたれをすべて前に倒し、フロアパネルを上段に設定すれば、比較的フラットな荷室となる。たとえば、29インチのスーツケース2個またはゴルフバッグ2個の積載も可能だ。一方、パネルを下段にセットすると、より大容量の荷室となる。2列目シートの背もたれをすべて前に倒した状態で、29インチのスーツケース3個またはゴルフバッグ3個を積載できる。

快適装備について

アロマディフューザーの専用カートリッジとホルダー
アロマディフューザーの専用カートリッジとホルダー(写真:三木 宏章)

新型インサイトは、室内で心地よく過ごすための最新装備も特徴だ。まず、「アロマディフューザー」。これは、洗浄された空気にアロマの香りを乗せて、室内をよりリラックスした空間にするシステムのこと。ステアリング右横のロアパネルには、アロマを内蔵する専用カートリッジをセットできるホルダーがあり、最大3本まで装着可能だ。

また、香りの選択は標準装備となる12.8インチの大型ディスプレーオーディオで設定可能。ちなみに工場出荷時は、「ブリミング・ヴィガー」という香りのみが標準装備されており、そのほかはオプション。最大6タイプの香りをセレクトできるという。

空調関連では、「インテリジェント ヒーティング システム」も採用する。これは、住宅で使うインテリアヒーターの技術を応用したもので、前後シートはもちろん、ドアパネル上部やインストルメントパネルのロアパネルなどを暖める機能だ。

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