「カオスな会議」に必ずいる迷惑な人 トヨタの会議が「口2耳8」で行われる超シンプルな理由

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会議
トヨタの会議で受け継がれる「口2耳8」とは(写真:Ushico/PIXTA)
トヨタの会議では、2割話し、8割聞く、「口2耳8」が受け継がれています。一見シンプルなこの原則が、世界企業の現場で徹底され、成果につながっています。本稿では、『トヨタの会議は30分』より一部抜粋のうえ、生産性を最大化するための「人数」と「メモ」の意外なルールをご紹介します。

なんともトヨタらしい言葉「口2耳8」

みなさんは、「口2耳8」と聞いて何のことだと想像しますか?

これは、会議などでのコミュニケーションスタンスを示した言葉です。

現在のトヨタでも、これを実践しているかどうかはわかりませんが、私が在籍していた頃のある役員が、この言葉を好きだったらしく、たびたび「口2耳8」に関するメッセージが社内で回覧されていました。

誰が言い出したのかは知りませんが、いま思うと、なんともトヨタらしい言葉だったと感じます。

打ち合わせや会議での発言がゼロでは、その会議におけるアウトプットはゼロです。何も発言していないわけですから、たとえるなら「口0」です。

トヨタ在籍時には、そんなふうに会議で何も発言しなかったりすると、「空気さん」と揶揄されることも、しばしばありました。

一方で、会議の場で「口8」、つまり、自分がしゃべってばかりでは、今度は対話が一方的になってしまいます。

特に、関係者が一堂に会するような会議では、ほかの参加者の貴重な意見や情報を共有してもらえなくなってしまうでしょう。

次ページ口=自分が話すこと2割、耳=相手の話を聞くと8割
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