「カオスな会議」に必ずいる迷惑な人 トヨタの会議が「口2耳8」で行われる超シンプルな理由
トヨタなら「空気さん」あるいは「高い置物」と認定され、おそらく次からは呼ばれなくなる存在ですが、多くの企業では「波風を立てない人」として許容されています。しかし、これでは「会議室の椅子を人肌に温めること」が仕事になってしまいます。
そして、この「お地蔵さん」と対極にいながら、同じく会議の生産性を破壊するのが、「口8耳2」の“リサイタル開催者”です。
彼らは、会議を「議論の場」ではなく「自分の発表会」だと勘違いしています。相手の話を聞かず、さえぎり、自説を延々と演説する。本人は「俺が会議を回している」と自分に陶酔していますが、周囲から見れば、それは「生産性に対する営業妨害」以外の何物でもありません。
みなさんの会議室は、この「お地蔵さん」と「リサイタル開催者」で埋め尽くされていませんか? もしそうなら、明日から強制的にでも「口2耳8」のルールを課すべきです。
「口0」の人には無理やりにでも口を開かせ、「口8」の人のマイクを奪う。そうして初めて、会議は「儀式」から「仕事」へと変わるのです。
「口2耳8」から導き出される「会議は5人まで」の法則
この「口2耳8」の黄金比は、実は、会議の適正人数を割り出すための数式にもなります。
もし、参加者全員が公平にこの「口2(20%)」の責任を果たして発言すると、どうなるでしょうか?
1人あたり20%の時間を話すわけですから、5人集まれば「20%×5人=100%」となり、会議の時間は埋まってしまいます。
つまり、意味のある会議ができる参加者の上限は「5人まで」ということが、物理的に導き出されるのです。
これが、6人、7人と増えていくと、どうなるか。物理的に時間が足りなくなり、誰かが「口0(発言なし)」になるか、誰かが時間を奪って「口5(話しすぎ)」になるしかありません。これでは、生産性の高い議論は望めません。




















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