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「カオスな会議」に必ずいる迷惑な人 トヨタの会議が「口2耳8」で行われる超シンプルな理由

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  • 山本 大平 経営コンサルタント、F6 Design代表取締役
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30分会議を実現したいのなら、「呼ばない人を決めること」も会議運営者の使命です。

「念のため、○○さんも呼んでおこう」。まずは、これをやめましょう。少し勇気がいるかもしれませんが、おそらく健全な周囲の人も願っています。

もし、あなたの会社の会議に10人も20人も参加者がいるのなら、それは「会議」ではなく、単なる「発表会」か、あるいは「時間の無駄遣い」になっている可能性が高いのです。

メモを取るな、相手を見ろ

もうひとつ、「耳8」を実践するための具体的なテクニックがあります。それは、「会議中はメモを取らない」ことです。

「えっ、メモを取らないなんて不真面目だ」と思われるかもしれません。しかし、一生懸命に手元のノートにメモを取っているとき、あなたの目は、どこを見ていますか? ノートの罫線を見ているはずです。

「耳8」の本質は、単に音を聞くことではありません。相手の表情、声のトーン、身振り手振りから、言葉の裏にある「ニュアンス」までを全身で受け取ることです。下を向いてメモを取っていては、その貴重な情報の多くを取りこぼしてしまいます。

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もっと言えば、メモを取ることに必死になっている人は、「記録係」に成り下がってしまい、「自分の頭で考える」ことを放棄しているのです。

議事録なんて、あとで生成AIやホワイトボードの写真で、どうにでもなります。いま、その場で脳みそをフル回転させること以上に重要なタスクなどありません。

トヨタの会議では、議論の内容はホワイトボードに書き出され、それがそのまま議事録になっていました。だから、個々人が必死にメモを取る必要がなかったのです。

メモを取る労力を捨て、その分、相手の目をしっかり見て話を聞く。そして、自分の番が来たら、準備しておいた「口2」を端的に話す。これが、「口2耳8」を成立させるための隠れた重要ルールだと、私は確信しています。

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