非正規・貯金なしの30代独身女性が3200万円の「23区2LDK」を買うまで。"社会的信用が無い"というハンデ乗り越え35年ローンにかけた覚悟
「アラサー独身、非正規雇用、貯金なし」で、住宅ローン審査の観点から見れば「圧倒的弱者」だと自分を表現するはるなさん(仮名)。しかし2023年、彼女は都内に「自分の城」を手に入れた。
彼女が購入した、東京23区内2LDKのマンションは、現在では共働き世帯でも躊躇するような価格帯になっている。
住宅価格の高騰が続くなか、はるなさんはどうやってマンションを購入したのか。そしてなぜ、「アラサー」という人生がどちらにも転びうる年齢で購入を決めたのか。
それは、東京で女性が自分の力で生きていくための戦略でもあった。
当初の条件は、2500万円以下/オートロック/ペット可
「猫を飼いたかったんですよね」
マンションを探し始めた理由を聞くと、思わぬ方向からボールが返ってきた。
「ちょうど住んでいた部屋が更新のタイミングで。猫を飼いたくて、賃貸で探していたのですが、家賃が高いんですよね。10万円くらいしました」
その当時暮らしていた賃貸マンションの家賃は8万6000円。ペット可の物件に引っ越そうとすれば、家賃は跳ね上がる。そんなとき、住宅情報サイト「SUUMO」のトップページを開き、何気なく「借りる」ではなく「買う」をクリックしてみた。
「こんなに高いなら、ローン組むのとほぼ変わらないんじゃないかと思って。ネットで調べたら、派遣社員でもローンが組める銀行もある、とも書いてあって。本当に軽いノリでした」




















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